ONE DAY
2009年02月09日
ある日、僕は自分のことを見つめ直してみた。

自分の顔を見て、遠い過去のことを思い出す。大人のつもりが全然大人ではなかった10代。何か自分を表現したくて、ギターを弾いたり、絵を描いたり、文章を書いたり…そのころは、どれも中途半端。誰かに発表するわけでもなく、一人悶々としていた。
そして、そのまま大人になった。アイデアに行き詰まるとギターを弾き、文章を書く。画家になるほど絵がうまくはなかったけど、それを生かしてグラフィックデザインの道に進むことができた。好きなことをやって生活が成り立つのだから幸せかもしれない。
僕の10代は、こんな感じ…陰気くさい。目つきが悪い。(乱視で目が悪かった)積極性がない。なんの取り柄もない。人を話すとき目を見て話さない。無気力。目立たない。冴えない。運動神経が鈍く鈍臭い。もじもじする。
こんなことを思い出すと自己嫌悪に陥るけど、この30年間でそれを克服してきたつもり。自分でキャッチフレーズをつけるとこんな感じかな。「時代を駆け抜けていく男」「ミスターデザイン」「デザインスーパースター」そうやって、自分を奮い立たせてきた。
誰よりも熱い男のはずが、こんな情けない過去があった。

80年近い一生の中で、最初の10年,20年なんて下積み時代だよ。
花開くための下準備の期間.
人間なんていきなり成熟するものではないわ。
今の「熱い男」を維持するためのエネルギーは過去の経験と日々の努力からきたもの.
それに、一生をかけたいと思う好きな仕事に「タイミングよく」出会えるのは幸運なこと。
私みたいにそういう仕事に気づくのが遅すぎた人もいるのよ.
建築家になりたかった。家の設計が好き.
いつも家の模型を作っていたので,親は建築家になるのではと期待していたけど
ロックに夢中にならなかったらなあ…
今でも設計図を見ると時間を忘れて想像の世界に入っていく.
ひまさえあればHome designをして「遊んでいる」。
50才近くなってこれだもんね。
今の私は死ぬ最後の一瞬にかけている。
「最後にこの人生に満足して笑いながら死ぬこと」を目的に生きているようなもの.
だから時々過去を振り返って反省会をするのよ。
投稿者:ヨリ :2009年02月10日 00:16