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ローマの壁

2008年05月26日

写真を整理していたら、ローマの壁の写真がでてきた。


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どんな人でも壁にぶつかることがないだろうか?僕は、壁にぶつかった時、必ず突破口があるはずだと、自分に言い聞かせている。そんな苦境に立たされた時を思い出して、壁をじっと見つめているのが好きだ。


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海外旅行へ行っても、観光名所よりも壁を見つめていることが多い。だから、友人たちに「どうだった?」と聞かれると、とても困る。どうやら、多くの人は、ありきたりの答えを期待しているようだから…


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壁にマクロレンズを向けて、シャッターを切っている僕に、現地の人は不思議そうに声をかけてくる。イタリア語は、分からなかったが「そこに何があるんだい?」とでも聞いているのだろう。

そこに何があるかって?僕にとっては、それは景色だ。コロッセオやトレヴィの泉よりも面白い。ずっと見つめていると、壁が壁ではなくなってくるのだ。こんなにもいろいろな表情があるではないか。そう思うと、どんな壁にぶつかっても乗り越えられるような気がするものである。

勝ち組、負け組という言葉を聞くけど、勝つというのは、誰に勝つのだろうか?他人に勝ったとしても何もいいことなんかありゃしない。そこに憎悪が生まれるだけだ。どんな難しいプロジェクトでも多くの場合、他人との共同作業が必要だ。一人一人が、自分の壁を乗り越えられた時、そのプロジェクトは威力を発揮するのではないだろうか?ローマの壁は、自分自身を高めてくれる、ずっしりと重い壁に見えてくる。



投稿者 hidetoshi shinohara : 01:51 | コメント (8)

comment(8)

それだけで絵画になる写真ですね。
陶器が使い込まれるとその地肌の表情が変わっていきます。
その肌合いを景色と呼ぶそうですが、
まさに壁の色も年月とともに深い景色が生まれるものですよね。
石文化のヨーロッパならではの楽しみ方なんでしょうね。
壁を見つめて自分を見つめるなんて、含蓄深いですねえ〜(^^)

投稿者:uench :2008年05月26日 18:46


>uenchさま

若い頃は、アイデアを出し合っていても
自分の案が採用され、他人に勝つことばかり考えていました。
今、若いスタッフの上に立ちリーダーとして、
プロジェクトを纏めていく作業をしていると、
自分の器以上の世界が広がっていくことに喜びを感じます。
他人に勝つということよりも、共生していくことが大事なんですね。
壁を見つめていると、心が平静を保たれ無我の境地に立たされます。
でも、こんな美しい壁は、なかなか日本では見つからないですけど。

投稿者:hide★ :2008年05月26日 19:42


タイムリーです。ちょうど先週一週間イタリアに行ってきました。
世界遺産だらけの街で、壁も柱も見るものすべてがずーっとずーっと昔から続いていて、現代のわたしたちに何かを語りかけているような。とても貴重な旅でした。

投稿者:ちさ :2008年05月26日 19:49


>ちささま

イタリアへ行かれていたんですねー。
こういう写真を見ていると、自分で撮っていたにも関わらず、
創作意欲が沸いてきます。
風化した、石の汚れ、シミ、傷が時間の流れを通して、
現代へとつながっています。

イタリアの壁は、いたるところがこんな感じで、
だから、赤いスポーツカーや真っ赤なドレスを着た美女が
映えるのですよね。

貴重な旅をされて良かったですね。

投稿者:hide★ :2008年05月26日 20:48


うわ〜なんともいいテクスですね。

投稿者:N.Kojima :2008年05月26日 22:31


>N.Kojimaさま

もう、10年以上前に撮った写真なんですけどね。
ポートフォリオに入れてある写真をたまに見ると、
じわ〜ときて、最近ではフレームに入れました。

投稿者:hide★ :2008年05月26日 22:48


コロッセオやトレビじゃなくて、壁に注目してるところが、hide★さんらしいですね~。
ヨーロッパへ行くと、ただの石の壁もアートな
壁に見えるから不思議です。

壁は越える為にあるのだ!・・・なんちゃって。(笑)

仕事では、個人の力も大きいけれど、チームの「和」は大事ですよね。

投稿者:香明 :2008年05月27日 23:51


>香明さま

風景の中の壁は、ただの壁ですけどね。
どこをどう切り取るかで、アートになるのだと思います。

そうだ!壁は、超えるためにあるのだ!!!!
いいこと言いますねーーー!
これ、いただきっ!

大きな壁は、チームで乗り越えなくてはなりませんね。

投稿者:hide★ :2008年05月28日 00:47


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