初登山
2007年06月
登山の大先輩であり、人生の大先輩に八ヶ岳へ連れて行っていただいた。

山の大先輩の「まずは、足慣らしから」というお言葉を真に受けて、軽い気持ちでトレッキングシューズを購入し、準備万端だと思っていた。
みんなで、バースデーケーキを食べながら、「服装はどうするのか?」という話になり、僕は「ジーンズでいいんじゃないの?」、ウチのスタッフ達は、声を揃えて「ダメですよーーーーー!」と言う。僕は、内心、『こいつら、なんでそんなこと知っているのだ?』と思った。
前日、慌てて神保町へ、撥水加工のカーゴパンツと半袖のTシャツを買いに行った。山頂で、記念撮影をした時に、色のコーディネートもしっかり考えて....後で、『さすが、デザイナーは、山へ行ってもコーディネートはばっちりだね』と、言われることをイメージトレーニングしながら。夜になり、友人Sから、心配そうに準備できたかどうか、電話がある。友人には、『(おまえに登山は)似合わねーーー!』と言われる。そして、半袖はダメだと言われる。
朝3時半に目が覚める。山の大先輩に車で迎えに来ていただき、朝7時30分、八ヶ岳の観音平へ到着。天気予報は、雷雨。周りはちょっとガスっていて、カッコーが鳴いている。いよいよ、出発。30分位は歩きやすかったが、段々と苦しくなる。都内でも普段は、30分も歩いたことがないのだ。50分経った頃で、10分の休憩。
1時間半も経った頃、雨が降ってきた。息が切れる。苦しい。これが、足慣らしか?と内心思う。密かに登頂ルート図をこっそりと見る。まだ、5分の1じゃないか?一眼レフカメラを持って行ったけど、写真を撮るなど、ゆとりなんかない。

あとは、ほとんど、無心。何度かの休憩後、山の大先輩に「もうすぐ、山頂です!」と言われた。下の写真の真ん中あたりに、山頂の標識が遠くに見える。急に「写真を撮らなくては!」と思いカメラを取り出す。

記念撮影の写真が、魂が抜けたようだ。意識が朦朧とした中で、途中の記憶があまりない。3時間半は、登ったようだ。編笠山、標高2,524m、気温は、5度。

登山のバッドチューニングは、つづく…
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投稿者 hidetoshi shinohara : 01:01
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ハッピーバースデー、当日
2007年06月
誕生日、当日、ウチのスタッフがケーキを買って祝ってくれた。

事務所の中は、まだ、クチナシの花の香りに包まれている。みんな集まり、8本の蝋燭に火が灯る。このケーキのブランドは、ベルギー産のヴィタメールという。
味、色、艶、香りが宝石にように磨き抜かれ、丹精に手技で仕上げられていて、とても美しい。フルーツの上には、金箔が乗っている。3代続くヴィタメール家は、ベルギー王室での催事や上流階級の人々の集まりにパティスリーを指名されるらしい。ささやかに、上流階級の気分を味わう。
ケーキの蝋燭を消すなんて、何年振りだろう。ふーーーっ、一息で消すと一瞬事務所内が薄暗くなった。事務所の照明を点けて、上流階級の気分も一瞬で現実に戻った。
土曜日は、八ヶ岳、編笠山へ、初の登山。スタッフが、いろいろ心配してくれる。まるで、小さな子供を見送るようだ。
みんな、誕生日のお祝い、ありがとう!祝ってくれて嬉しいけれど、48歳にして、初めての登山への不安で一杯。
バッドチューニングは、八ヶ岳へと続く。
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投稿者 hidetoshi shinohara : 17:49
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深夜のハッピッ、バースデー♪
2007年06月
6月7日、日付が変わって僕の誕生日である。
乙女心のような、とても複雑な48歳になってしまった。

誰にも気付かれずにひっそりと誕生日を迎えるのかと思いきや、昨日、当社のスタッフIが、「47歳、最後の日の記念に」とクチナシの花を買ってきてくれた。
それは、とてもとても香りが良く、身も心もリラックスさせてくれた。一見、白いバラにも似ていたが、香りが強くバラとは違うのが一目瞭然である。学名の種名にjasminoidesというのもあるが、強い芳香から「ジャスミンのような」という意味があるらしい。
秋になるとオレンジ色の果実をつけ、熟しても割れない(口が開かない)ことから「口無し」と名付けられたようである。また、クチナワナシ=クチナワ=ヘビ、ナシ=果実から、ヘビくらいしか食べない果実、という意味からクチナシと名付けられたという説もある。
こんなに良い香りを楽しませてもらったが、とにもかくにも、48歳ということは、もうすぐ、50歳じゃないか!心は未だ、18歳の時とあまり変わっていないのだが…少しは、大人にならなくては!
素敵な香りと、複雑な気持ちのバッドチューニング。
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投稿者 hidetoshi shinohara : 01:17
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