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Sへ

2007年01月31日

日曜日に当社スタッフのSが結婚式を挙げた。
その前の週、スキー場で見た風景はこれを物語っていたのか?


DSCF1508.JPG


教会の扉が開き、父親にエスコートされてSは入って来た。扉が開いた途端、僕はまぶしさで直視できなかった。ヴァージンロードを歩き、僕の目の前を通過した瞬間、何かこみ上げてくるものがあり、感無量で涙が溢れてきた。彼女は、優しい光に包まれ、まぶしく光輝いていた。こんな気持ちになったのは初めてだ。

僕は、あの苗場の山の中腹で見た,不安定なところに心細く立っている二本の木とオーバラップした。二人は一つになり、そして光輝く。結婚式の前々日、Sはちょっとナーバスになっていた。新しい人生の第一歩は、誰だってこの風景のように不安でいっぱいなものだ。

普段、身近でコツコツと仕事をしている彼女とは別人だった。努力家でしっかり者の彼女は、いつも僕をサポートしてくれる。本当に働き者で勉強家なんだよ。クリエイティブにおいて、僕は上下関係を作らない主義なので、年齢や性別に関わらず、必ず自分の意見を言えるような環境作りをしてきた。

そんな中でもSは、自分の納得のいくまで議論を交わしてくる。あまりにも図星なので、僕は思わず感情的になりそうになる。だけど、僕が言い出したことだからね。「クリエイティブにおいては、ボーダーレスだ」と。そして、Sはクリエイターとして、人として、一人の女性として成長した。

とてもきれいだったよ、S。理詰めで納得いくまで、とことん議論する君は、少しチューニングを狂わすことも大切だよ。(このブログのテーマのように)あまり、旦那さんを追い込んで苦しめないように。男なんて、みんな子供なんだから。


これからは、人生のバッドチューニングを二人で歩んでほしい。



投稿者 hidetoshi shinohara : 22:29 | コメント (16)

comment(16)

思いっきり意見が言えて、悩みも相談できて、
何だかとっても素敵な環境でSさんがお仕事してこられた事を感じます。
結婚しても思いっきり能力を発揮できるように、応援してあげてください。
hide★さん、私からもお願いしますね。
まわりに祝福を受け、新しい生活を築くSさんへ、
おめでとうございます!って、私も祝福したくなりました。お幸せに!

投稿者:uench :2007年02月01日 10:44


Sさん、おめでとうございます!
hide★さんがまた、
おとうさん(失礼!)になっちゃってるよ...
でも、こんなに思われて、
hide★さんの下で働けることは
幸せなことだと思いますよ。

投稿者:yachi :2007年02月01日 11:25


>uenchさま

まだまだ、世間一般的には男社会であることを痛感します。

僕は常々、デザイナーという職種はやはり女性の感覚がすばらしいと思っています。
僕自身はシャープでクールなデザインを目指していたのですが、
男にはない、女性から見た発想、色使い、視点、
「そういう考え方もあったのか」と考えさせられる毎日です。
そして、女性はよく本を読み、文章を書き、人の話をよく聞きます。
独立して、一人でやっていたら、柔らかいライトな感覚の作品は
残っていなかったのでは、とも思います。

だから、みんなと仕事していて、エキサイティングで楽しいのです。
十数才も歳下の女性スタッフ達から多くのことを学びました。

今度は、彼女達の生活を守ってあげる環境作りをしたいと思います。
デザイン事務所でありがちな無意味な残業、休日出勤、理不尽な修正の連続、
これらを一掃し、みんながやって良かったという仕事を生み出していくことが、
僕に課せられた課題です。

仕事も家庭もこの写真のように光輝いてほしいと願っています。
生みの親である自分達が光輝いていないとデザインは輝かないですからね。

投稿者:hide★ :2007年02月01日 11:25


>yachiさま

そうなんです。おとうさんですよ、まったく。
以前、友人のコピーライターに言われたことがあります。
「デザイン事務所のスタッフは、家族よりも恋人よりも
一緒にいる時間が長い」と。
アイデアを生み出すのにもがき苦しみ、
プレゼンでうまくいかなかった時は、一緒に問題を探り、
成功した時は共に喜び、多いにはしゃぎ、
そんなことを数年続けてきたら、情が移ってしまいます。
一般的には、ビジネスというのは情に流されることを良しと
しないようですが。
僕は、些細なことに一喜一憂することが、人間として輝きを
与える条件だと思っていますけどね。

投稿者:hide★ :2007年02月01日 12:03


おめでとうございます
幸せって不安定だから幸せなのかもしれないですね。
お互いを差さえあって、努力してそのうち大木に成長する。
結婚っていいですね・・。

>旦那さんを追い込んで苦しめないように
ん・・・これ耳が痛いです。大きな気持ちで接しないとですね。

投稿者:Rei :2007年02月02日 22:53


>Rei様

幸せって、不安定なものなんですね。
だからこそ、二人で力を合わせていかなければならないのですよね。

どちらかが、結婚に過大な理想を抱きすぎると
バランスが崩れるのだと思います。
男なんて、外では威張り散らしていても
女性に較べたら、まったく子供じみていると思います。
だから、女性には「男なんてそんなもんなんだ」
くらいに思っていてほしいな。

タレントの誰かが「男の人って、馬鹿でかわいそう!」と
言っていたけど、僕は「確かに!」と
妙に納得してしまいました。

投稿者:hide★ :2007年02月02日 23:46


おお〜。
なかなか撮れるもんじゃないですよ。

投稿者:N.Kojima :2007年02月03日 23:29


>N.Kojimaさま

動いているリフトに乗って、ずっとカメラを構え、
この瞬間がくるのを待っていました。
スキー場でスピーチのことを考えていたら、
この2本の木が、僕には新郎新婦に見えたんですよ。

投稿者:hide★ :2007年02月04日 00:33


雪山の中で寄り添い合う2本の木が、光に照らされてて、
何か神様の祝福を受けているような。。。そんな感じですね!
ヴァージン・ロードを歩いてる花嫁さんを見ると、
神々しくて、いつも私もジーンときちゃってます!!
今回のブログはhide★さんからSさんへの祝福の手紙ですね♪
私からも・・・Sさんおめでとうござます!末永くお幸せにっ!!!

投稿者:香明 :2007年02月04日 01:08


>香明さま

Sは、いつもモクモクと仕事しているので、
このブログ読んでいないんですよ。
読んでいたら、こんなこと書けないですけどね。
僕は、霊感は強くはないけど、どうやら
このような偶然性や第6感が鋭いような気がします。
結婚式当日は、天気予報は雨となっていたので、
Sはとても心配していました。
僕は晴れ男なので、「絶対に晴れる!」と
予言したら、本当に晴れました。

投稿者:hide★ :2007年02月04日 01:18


私はSさんが、このブログ読んだら、感激すると思うのですが…。
確かに気恥ずかしいですよね!

雨のウェディングもしっとりして悪くないけれど
(と思うしかないけれど)、やっぱり晴れがいいですねっ!!

晴れ男の真価を発揮出来てよかったですね☆

投稿者:香明 :2007年02月04日 11:05


>香明さま

僕は、台風の中へ行っても
そこが台風の目の中で雨に当たらないのです。
まるで、モーゼのようです。

投稿者:hide★ :2007年02月04日 11:54


Sです。読ませていただきました…。
家で改めて読んでいたら、涙、出てきました…。
素敵なメッセージ、有り難うございます。幸せ者ですね、私は。

式の前も、いろいろ話を聞いてもらって気持ちがラクになれたこと、
本当に本当に感謝しています。

まだまだ、始まったばかりですが
些細な問題を乗り越えるたびに
何かを築いてるっ、成長してるなって感じ、
結婚ってなかなかよいものですね。

お父さんというよりは、お兄さん的存在なhide★さん。
これからもよろしくお願いします。

投稿者:S :2007年02月07日 00:47


>Sへ

絶対に読まないと思っていたけど、読まれてしまいましたかっ!
面と向かっては、なんだかこんなことも言えないけど、
なんか大人になったせいか、ちょっと素直になるのも
いいかなと思いこんな歯の浮くようなことを書いてしまいました。

今の時代は、とてもドライだけど、たとえビジネスであっても
もっと感情をあらわにして良いのではと思っています。
夫婦も共に喜び、時にはぶつかる、それでいいじゃないですか?

きっと、それを乗り越えた時、人として成長し、
仕事もやりがいへとなっていくと思いますよ。

どうか、お二人が幸せになることを心から願っています。

投稿者:hide★ :2007年02月07日 01:04


号泣。。。。

Sさんおめでとうございます。
感動的なhide★さんの言葉に、素敵なコメントたち。
とてもうらやましい関係です!!涙

投稿者:mienem :2007年02月18日 09:36


>mienemさま

ありがとうございます。
でも、ちょっと恥ずかしいですね。

投稿者:hide★ :2007年02月19日 00:35


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