自然のコーディネート
2006年11月22日
北海道の旅の終わりで、一足先に紅葉を見た。
まだ、青々と茂る雑草の上にハラリと落ちた一枚の葉っぱ。
どうってことない雑草に彩りを添える。

寒いところ程、葉っぱは赤みを増すというようなことを聞いたことがあるけれど、まだ、地面が青々としている場所にこんな真っ赤な葉っぱが落ちることは、東京では見られないのではないだろうか?
色彩学的に言えば、緑と赤は補色にあたる。色相色環という理論があって、マンセルシステムを例にとると、時計の12時位に赤があり、6時位に緑がある。まったく、反対側にあるために反対色ともいう。
この緑と赤の配色は、とても難しく、ジャケットが緑でパンツが赤なんてコーディネートしたら、それはもうチンドン屋なんだよね。
ルドルフ・シュタイナーによれば、「緑の広大な牧場をイメージするとそこには何も感情的なものは沸き起こらないけれど、そこに赤い服を来た人が数人歩くと、急に緑は一層飽和し、生き生きとしてくる」と言っている。
マンセルシステムの3時位にあるのが黄色。12時の赤と3時の黄は、比較的近い位置にあり、暖色というグループで括れる。でも、赤と緑は暖色と寒色の組み合わせ。だから、テーマがどちらにあるのか分からず、使い方が難しい。
そんな時は、緑の面積を多くして、赤を少なめにポイントとして使うと、より緑を生き生きとさせるのかもしれない。
高度な配色のバッドチューニング。

作品を作るときには本当に配色とレイアウト悩みますよね。
都心で作品のためのリサーチをするとどうしても人工的な要素が作品に反映されます。
たまに休憩を兼ねて自然に触れるのっていいですよね。
ふとしたところからアイデアのかけらを発見したりできますし、凝り固まった僕の脳みそをほぐしてくれる効果が(笑)
この前、スコットランドに行って来たんですが、
景観はほんとに北海道の田舎そっくりなんでびっくり。
ただホルスタインではなく、ヨーロッパ系の茶色い牛で、羊の数が北海道よりかなり多かったことを除けばですが。
初めての場所なのになぜか懐かしい気分にさせてくれました(笑)
投稿者:とも :2006年12月29日 02:46