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神々が住む山

2006年11月10日

地球岬をあとに、車で昭和新山を抜けて、
支笏湖方面へ向かうとホロホロ山が見えてきた。
ここは、白老の山々を司る神、ヌプリコルカムイが住むところ。


DSCF1325.jpg


この神は、日高山脈に住む白熊の姿をした神。別名、レタルカムイ(白い神)とも言うらしい。この響きの良い山名のホロホロは、フクロウの鳴き声によるものと言われている。

この神を見ると途端に突風が吹くが、人間はその風に吹き飛ばされても決して、怪我をすることがないのだそうだ。また、この神は人間の女と恋愛をしたとも伝えられている。

国道453号線を北上していくと右手にこの山が見える。雲がかかって見えなかった山が、だんだんと晴れ渡り、山頂が姿をあらわした。僕は、ヌプリコルカムイを見たのだろうか?この神が、山頂の雲を吹き飛ばしてくれたに違いない。


DSCF1323.jpg


車を止め、降りて、後ろを振り返ると、山の向こう側も雲が遠ざかっていく。僕を中心にモーゼの十戒のように雲がさーっと左右に分かれていった。山々に挟まれて、耳を澄ますと、気のせいかホロホロ〜、ホロホロ〜、と聞こえるような気がする。

東京では、今頃、通勤ラッシュで慌ただしいだろう。時を同じくして、こんなに静かで神聖な場所があるなんて。


これは、時空を超えたバッドチューニングだ。



投稿者 hidetoshi shinohara : 23:50 | コメント (6)

comment(6)

他国の大陸でも、移民などで歴史を追われた
民族は多く存在しますね。
フクロウの色々な図鑑をみました。
なかに、やはり、フクロウを使うアイヌの儀式が
ありました。
今は、保護種なので、剥製を使うそうです。
シマフクロウは神でもあるのですね。

日本人の感性、古代人の感性には、全ての自然に
神が宿るとして土着の信仰が生まれたのでしょうね。
自然の畏怖が原点なのでしょうね。

良く、占星術などありますが、本来、人間の出産は
満月の夜に陣痛があるようです。
医者の都合で、今は促進剤で休日に重ならないように
しているそうです。
月に地球上の生物は感化されているのだから、
星の動きと人間には関係があってもおかしくないですよね。
と、長くなりました。すみません。

投稿者:N.Kojima :2006年12月29日 11:18


>N.Kojima様

そういう意味では、我々の祖先はアイヌ人と
戦争は起こしていないけど、
じわじわと侵蝕していったというのは
侵略者だったのかもしれません。

満月の夜は、交通事故が多発し、殺人が起きる可能性が高く、
科学的にも証明されていますよね。

昔の人が、オオカミ男の話を生み出したのも
分かる気がします。

僕は、こんな神秘的な話にわくわくします。

投稿者:hide★ :2006年12月29日 11:21


教科書や歴史には無いアイヌの人に対する日本人の罪。考えないようにしてますが、悲しい事実です。アイヌの事を考えると必ず思い出す人がいます。K.Nさん、その女性は彫りが深くアイヌ人と思われてました。いつもスカートではなくズボンでした。

投稿者:さいとー :2006年12月29日 11:22


>さいとー様

学校教育ではほとんど、
アイヌ人への罪に触れませんでしたよね。
今もそうなんでしょうか?

投稿者:hide★ :2006年12月29日 11:23


開拓と侵略は違うように思います。
アメリカの西部とは違う。
アイヌの場合は、歴史に追われたのだと僕は
思っています。

同じ日本人にも、同和問題などもあります。
人間は区別したがりなんですよね。

現在はある意味共存しているように感じます。
アイヌと日本人。
沖縄の琉球王朝は、日本の楽園のイメージが上手く
つたわり、暖かいので観光に向いていたので。
アイヌもそういう風にもっと伝播されるといいですね。

ただ、今、朝鮮学校の生徒や学校への嫌がらせが、
北朝鮮の問題とともに出ています。

アイヌに限らず、メディアが取り上げない事は沢山あるように
感じます。
これだけ、情報が溢れているのに。

過去もそうですが、これからが一番大事に思います。

投稿者:N.Kojima :2006年12月29日 11:40


>N.Kojima様

すみません。
侵略ではなく、正確には開拓ですね。
朝鮮学校の問題は、僕たちの少年時代からいろいろありました。
アイヌの人達に対しても就職で
差別があったと社会問題になっていました。
エリート、高学歴という人達が作った社会的ルールが
弱者に対していたわりがないのが残念です。
同じアジアの民族で、この北海道の大空を見ていたら、
空には境界線なんかないではないかと思います。
競争社会がなくなれば良いとは言いませんが、
僕は、デザインで少しでも心地良さを感じてもらい、
多くの人の気分転換になればと願っています。

投稿者:hide★ :2006年12月29日 11:41


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