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表情のある窓

2006年09月28日

木枠の白い窓がいい。この窓は、絵に描いたような窓のデザインだ。
子供の頃、画用紙にクレヨンで家の絵を描いたら、
窓は必ず四角くクロス状にバッテンを入れたものだ。
こんな小さな窓を久方振りに見た。
心のどこかにしまっておいた理想の窓。僕の心のふるさとだ。


DSCF1000a.jpg


こんな窓が、日本のどこにあろうか?この窓は、家の外の世界を四季折々にトリミングしてくれるフォトフレームのようである。いつから、日本は家の中に絵を飾る習慣がなくなったのだろうか?機能的合理主義のサッシは、確かに木枠の窓のようにきしみもなければ、開け閉めに苦労することもない。

しかし、その苦労が良いのではないか?あまりにも便利になりすぎて少しくらい、人間が窓に力を貸して上げてもいいではないか?自分達の日常に追われて、自分達のことだけしか考えていない現代人。少しは、窓の気持ちになってみよう。

「おれが四季の風景を楽しませてやってる」とか、「私がいなければ、家の中に風だって入ってこないのよ」なんて、この窓は恩着せがましいことも言わない。おとなしくじっとしているのだ。きっと、冬は隙間風で寒いかもしれない。それが冬というものだ。そんな時は、少々かっこ悪いが、おばあちゃんが編んだ紫のラメ入り毛糸のパンツを履けばいい。

この窓は、老子の言葉を守っている。「愛すること」「あまり欲張らないこと」「人の先に立とうとしないで、自分のペースで生きること」老子は、これを「三つの宝」と言っているそうだ。どうだい?えーっ?人間のみなさん?少しは見習ったらどうだい?


ココロの窓のバッドチューニング。



投稿者 hidetoshi shinohara : 10:15 | コメント (8)

comment(8)

かわいい窓だぁ。
日本にはないよ、きっと。
そもそも日本の窓は障子だったからねw

こんな窓が似合う家にすみと〜ございます_

投稿者:★SHIHO★ :2006年12月30日 11:52


そうだ〜!絵に描く窓は、こんなだった。
日本は大切なものを、置いてきてしまっているのかなぁ...

投稿者:yachi :2006年12月30日 11:52


>★SHIHO★様

無機質なサッシより、障子の方がまだ風情がありますよね。

投稿者:hide★ :2006年12月30日 11:53


>yachi様

日本は、効率と効果を優先してしまって、
風情とか情緒というものを味わう
ゆとりがなくなってしまったのですよ。

投稿者:hide★ :2006年12月30日 11:54


いよいよホンカの回し者!?(笑)。寒いところが苦手な私ですが、フィンランド行ってみたくなりました・・・木のぬくもり・・・あったかそうですねえ。

投稿者:bun :2006年12月30日 11:55


>bun様

お客さん、一軒いかがですか?
冗談です。

投稿者:hide★ :2006年12月30日 11:56


絵になる窓って最近なかなか観ないですね。

きっとのぞくって感覚が芸術性を付加してくれるのかも。
昨年いったカンボジアのアンコール遺跡群でも
この感覚を味わいました。

投稿者:Rei :2006年12月30日 11:56


>Rei様

のぞくっていう感覚は、面白いですね。
小さい窓だと思わず覗きたくなりますよね。

投稿者:hide★ :2006年12月30日 11:57


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